外反母趾
症状
外反母趾は、親指が付け根から人差し指側へ曲がっている状態のこと。悪化すると歩行に支障をきたすことも。放置して変形が進行すると元に戻りにくくなるので予防や早期対処が重要です。
原因
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アーチの崩れ
歩行中、アーチが内側へ倒れ込むような動きにより、親指付け根付近に負荷がかかり、徐々に変形が進行します。
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合わない靴
サイズの大きすぎる靴、ヒールの高い靴、つま先が細い靴などは、足が前にずれて足指に負荷がかかり変形を引き起こします。
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開張足
横アーチに体重がかかり崩れて幅が広がる開張足は、負荷に弱くなり、外反母趾も併発しやすくなります。
対策
ポディアテック・インソールの製作
ポディアテック・インソールは、アーチのバランスの崩れた状態を矯正、親指付け根付近にかかる負荷を軽減、外反母趾の根本的な原因に作用します。
靴選び
靴は、サイズが大きめの脱ぎ履きしやすい靴ではなく、足にフィットした歩きやすい靴を選びます。(「足に良い靴を」参照)
負荷の少ない歩行
歩幅が狭くエネルギー消費や関節負荷の少ない歩行を心がけることが、外反母趾にとっては予防や悪化防止に効果的です。